初めまして、ピラルクと申します。S13で初めてレート2000を達成したので、僕の可愛いポケモン達を自慢するだけの記事です。
レート2005の336位だった。ロムは1つしかない。
【構築経緯】
レギュレーションEの環境はもう完全に煮詰まっており、4桁以降のランクではもう同じような並びを100万回見て辟易していた。ポケモン対戦を始めたばかりの頃はマイナーポケモンしか使わないという勝手な縛りプレイをしていたが、やはり限界がある。無情なことにこの世界は力こそパワーなのだ。それでも、少しでも色々なポケモンを活躍させてあげたいと思い構築を考えた。
前期では物理をブリガロンで受け、特殊をチョッキミロカロスで受け鉢巻パオジアンで崩すというような擬似ブリガママンみたいなことをやっておりそこそこ感触が良かった。しかしやっていくうちに炎オーガポンやスケショカイリューに崩されやすく、キョジオーンやチオンジェンの対処も安定しないという欠陥が次々と見つかってしまったので、それらを安定して処理できるようなポケモンを加えようと考えた。
【個体紹介】※使用率順
使用率1位 悪ウーラオス@こだわりスカーフ
ふかしのこぶし テラスーあく
いじっぱり 努力値はA252 S234 残りをH
あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/とんぼがえり
最強の破壊神。スケショしたカイリューを上からぶん殴ることができ、炎オーガポンとも殴り合うことができるのでパオやんを船から降ろし、こいつを仲間にすることに決めた。このポケモンの強さは皆が知っているのであまり語る必要もないと思う。
使用率2位 ヒスイヌメルゴン@とつげきチョッキ
そうしょく テラスーフェアリー
ひかえめ HCぶっぱあまりD
ハバカミとサーフゴーに後投げし、大技を打ちまくって裏に負荷をかけていくポケモン。命中不安に怯えない強靭なメンタルが求められる。Aは下降補正だがほとんどのハバカミをヘビーボンバーでワンパンすることができる。カミのひかえめフェアリーテラスメガネムンフォは67%の乱数2発なのでメガネへの後投げには注意が必要。ガチグマやカバルドンが舐めて居座ることも多く、ハイドロポンプで致命傷を与えることもできる。以前使っていたチョッキミロカロスではめいそういたみわけカミを突破できず、クマのブラッドムーンに後投げするとかなり体力が削れてしまうという弱みがあったがその2つを解決することができた。
使用率3位 イダイトウ(メス)@こだわりメガネ
てきおうりょく テラスーフェアリー
ひかえめ CぶっぱD80残りB
メガネてきおうりょくドロポンで全てを押し流す超火力ポケモン。テラスを切っていないほとんどのディンルーや炎オガポン、HCの等倍テラスガチグマを一撃でぶちのめす火力は病みつきになるが、それと同時に常に20%を引き世界の全てに絶望する可能性を併せ持つギャンブルポケモンでもある。
テラスフェアリーは悪タイプに抗え、スケショを無効にできるという意図がある。調整はおくびょうサーフゴーのシャドーボール確定耐えで残りをBに回しただけのてきとうなものなので改善の余地があるかもしれない。
使用率4位 ブリガロン@たべのこし
ぼうだん テラスーどく
わんぱくBぶっぱS12のこりH
ボディプレス/じしん/てっぺき/こうごうせい
物理受け。水、悪どちらのラオスにも安定して後投げすることができ、タイプ一致ボディプレで裏に負荷をかけていく。全体的にイダイトウ(オス)や終盤爆増したテツノカイナが重いので、それを補う役割もある。基本的には物理相手に後投げしててっぺきの起点にする動きだが、それを読んでオガポンやアホ火力金魚、ロボットサンタさんに引かれることが多いので甘えを許さず積極的に交換を読んでボディで押し潰した。じしんの枠を宿木にして使っていたこともあったが、ドクガやキラフロル、サーフゴーに負荷をかけられるじしんで落ち着いた。Sの12振りはハッサムの上を取って鉄壁を積むことでダブルウイングでしばかれることを防ぐためである。
使用率5位 バサギリ@きあいのタスキ
きれあじ テラスーかくとう
いじっぱりASぶっぱあまりB
がんせきアックス/シザークロス/インファイト/フェイント
パオジアンやオーガポンに勝てる優秀な対面性能のポケモンだが、水ウーラオスに粉砕されるため大体お留守番だった。しかし、選出画面でのこいつの圧力は凄まじいらしく逆に初手に水ウーラオスを呼ぶという重要な仕事をしてくれた。かくとうテラスはガチグマ用だが、ウーラオスのインファ耐え調整をしている奴が多くてあまり刺さらなかった。
使用率6位 マシマシラ@オボンの実
どくのくさり テラスーじめん
ひかえめCSぶっぱ残りB
サイコノイズ/テラバースト/わるだくみ/身代わり
キョジオーンやチオンジェンなどの害悪ポケモン、ママンボウやモロバレルをクッションにした受け寄りのサイクル崩し用。選出は少ないが出た時は必ず仕事をしてくれた。地面テラスを切れば身代わりが塩漬けをだいたい2回耐えることができ、テラバーストで苦手な鋼への打点になる。S106によりキョジオーンと組んでいるアンコカイリューの上から動くことができるのが強い。思考回数を稼げば毒の鎖で猛毒も狙える。耐久型ポケモンへの回答がずっと見出せず、最終日に急遽使い始めたので強いのか弱いのか自分でもあまりよくわかっていないが、選出画面での圧なのか最終日はキョジオーンを出されなかった。
【選出】
パターン1
一番多かった選出。水ラオス、カイリュー、ガチグマ、ディンルーなどが初手に出てきやすいのでそれらに対応できるイダイトウを初手に出すことが多かった。
相手の初手がカイリューの場合・・・
スケショと鉢巻げきりんに対応するためイダイトウでフェアリーテラバーストを打ち込む
→次のターン相手はアイへor引いてくるのでこちらはウーラオス引きが安定。
ガチグマ、ディンルーの場合・・・
→ドロポンぶち込み
水ウーラオスの場合・・・
→どうせ引くので裏にドロポンぶち込み
パターン2
初手ウーラオスを出しとんぼで引いて受けながら裏に負荷をかけていくパターン。
幅広い選出に対応できる。
最後に
ここまで読んでいただいた方ならもうお気づきかもしれないが、この構築は正直命中不安技に頼り切っている。最終日はほぼドロポンを外さなかったので運が良かっただけという説があるが、ポケモンへの愛が引き寄せた豪運だと勝手に解釈した。次は2桁を目指したい。A0厳選などを妥協してしまっているしもっと良い努力値振りがあるかもしれないが、そこは多めに見てくれるとありがたい。気が向けば是非レンタルして活躍させてあげて欲しい。